2026年08月19日
- 認知行動療法
川崎で児童ポルノ所持・閲覧の再発防止カウンセリング|認知行動療法で再発リスクを整理する
こんにちは。
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店です。
児童ポルノに該当する画像や動画の所持・閲覧について、
「もう二度としないと決めたが、また繰り返すのではないかと不安」
「警察から事情を聞かれ、今後どう対応すればよいのか分からない」
「弁護士から再発防止のカウンセリングを勧められた」
「家族に発覚し、信頼関係をどう立て直せばよいか分からない」
「まだ事件にはなっていないが、自分の行動が危ないと感じている」
といったご相談があります。
児童ポルノ所持・閲覧の再発防止では、単に問題となる画像や動画を削除するだけでなく、なぜその行動に至ったのかを整理し、再び同じ状況になったときに別の行動を選べるようにすることが重要です。
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、認知行動療法(CBT)の考え方を活用しながら、児童ポルノ所持・閲覧を含む性加害・性犯罪の再発防止に関するカウンセリングを行っています。
川崎での対面カウンセリングに加え、神奈川県内や全国から利用できるオンラインカウンセリングにも対応しています。
再発防止で大切なのは「行動が起きる前」を見ること
児童ポルノ所持・閲覧の問題では、実際に画像や動画を見たり保存したりした行動だけに注目しがちです。
しかし、再発防止の観点では、その前に何が起きていたのかを確認することが重要です。
例えば、
仕事で強いストレスを感じる
↓
帰宅後、一人でスマートフォンを見る
↓
性的なコンテンツを閲覧する
↓
より刺激の強い内容を検索する
↓
児童ポルノに該当する内容へアクセスする
↓
「見るだけなら大丈夫」と考える
↓
閲覧・保存する
という流れがあるかもしれません。
この場合、再発防止のポイントは「保存する瞬間」だけではありません。
- 強いストレスを感じている段階
- 一人で長時間端末を使い始めた段階
- 性的コンテンツを見始めた段階
- より刺激の強い内容を探し始めた段階
- 「少しなら大丈夫」と考えた段階
など、複数の分岐点があります。
カウンセリングでは、こうした分岐点を具体的に見つけていきます。
「意思の弱さ」だけで考えない
問題が発覚したあと、
「自分は意思が弱い」
「もっと我慢できる人間にならないといけない」
「普通ならこんなことはしない」
と自分を責める方もいます。
もちろん、行ったことについて責任を考えることは必要です。
一方で、再発防止では「自分を強く責めれば止められる」とは限りません。
むしろ、
罪悪感が強くなる
↓
誰にも会いたくなくなる
↓
孤立する
↓
不安やストレスが増える
↓
現実逃避のためにインターネットを見る
↓
再び性的コンテンツへ近づく
という悪循環が生じることもあります。
そのため、カウンセリングでは責任を曖昧にするのではなく、責任を持って今後の行動を変えるために、何を具体的に変える必要があるのかを考えます。
再発につながりやすいハイリスク状況
児童ポルノ所持・閲覧の再発には、特定の状況が影響していることがあります。
例えば、
- 夜間に一人で過ごしている
- 休日で予定がなく退屈している
- 仕事で強いストレスを感じた
- 家族やパートナーと喧嘩した
- 飲酒している
- 睡眠不足が続いている
- 成人向けコンテンツを長時間見ている
- SNSを目的なく見続けている
- 過去に使っていたサイトやアカウントへアクセスできる
- 一人暮らしで長時間誰とも話さない日がある
などです。
どの状況が危険になるかは人によって異なります。
そのため、一般的に「ネットを使わない」と決めるだけではなく、自分にとって危険な状況は何かを具体的に把握することが必要です。
認知行動療法で整理する「考え」と「行動」
認知行動療法では、行動の前に浮かぶ考えにも注目します。
例えば、
「少し見るだけなら問題ない」
「保存しなければ大丈夫」
「今回だけなら止められる」
「誰にも知られない」
「自分から撮影したものではない」
「以前とは違うから今度は制御できる」
といった考えです。
こうした考えは、問題行動への心理的なブレーキを弱めることがあります。
カウンセリングでは、
- その考えはどんなときに浮かぶのか
- 過去にその考えを信じて何が起きたのか
- 短期的に何を得ているのか
- 長期的にどのような結果になるのか
- 別の見方はできないか
を検討します。
単に「考え方をポジティブにする」のではなく、再発につながる考え方のクセに気づくことが目的です。
川崎店で行う再発防止カウンセリング
1.これまでの経緯を整理する
まずは、児童ポルノに該当する画像や動画を閲覧・所持するようになった経緯を確認します。
例えば、
- 性的コンテンツを見始めた時期
- 児童ポルノに接触したきっかけ
- 閲覧や保存の頻度
- 使用していた端末やサービス
- 行動が増えた時期
- 当時の生活や仕事の状況
- ストレスや孤独感との関係
- 現在行っている再発防止策
- 警察、弁護士、裁判などの状況
などです。
ここでの目的は責任を軽くすることではなく、再発につながる要因をできるだけ具体的にすることです。
2.自分にとって危険な場面を把握する
次に、問題行動が起きやすい場面を洗い出します。
例えば、
- 夜中に一人でスマートフォンを使う
- 飲酒後にネットを見る
- 仕事で失敗した日の夜
- 家族が不在のとき
- 孤独感が強い休日
- 成人向けコンテンツを長時間見たあと
- 睡眠不足が続いているとき
などです。
カウンセリングでは、
「この状況になると、こういう考えが浮かび、その後にこの行動につながりやすい」
と説明できるところまで整理することを目指します。
3.衝動が出たときの対応を準備する
再発防止に取り組んでいても、
「見たい」
「検索したい」
という衝動が生じることはあります。
大切なのは、衝動が出たこと自体を失敗と考えないことです。
衝動と行動は別です。
例えば、
- スマートフォンを別の部屋へ置く
- 一人の部屋から出る
- 散歩に出る
- 人のいる場所へ移動する
- 衝動の強さを記録する
- 30分間判断を保留する
- 相談相手へ連絡する
- 再発防止計画を確認する
- 運動や入浴など別の行動へ切り替える
といった対応を事前に決めます。
「その場で頑張って考える」のではなく、危険な状況になる前に準備しておくことが重要です。
4.スマートフォンやパソコンの利用環境を見直す
児童ポルノ所持・閲覧の再発防止では、心理面だけでなく環境への働きかけも重要です。
状況に応じて、
- フィルタリング機能を設定する
- 問題につながったアカウントを削除する
- 特定のサイトをブロックする
- 深夜は端末を使用しない
- 寝室へスマートフォンを持ち込まない
- 飲酒中はネットを使わない
- SNSの利用時間を決める
- インターネット利用を記録する
- 必要に応じて家族と端末管理について相談する
といった方法を検討します。
大切なのは、極端な対策を一時的に行うことではなく、現実の生活の中で継続できる方法を作ることです。
再発防止計画を具体的にする
カウンセリングでは、再発防止計画を作成します。
例えば、
危険な状況
- 深夜
- 一人
- 飲酒後
- 強いストレスを感じた日
危険が高まっているサイン
- 睡眠時間が減る
- スマートフォンを見る時間が増える
- 性的コンテンツを見る頻度が増える
- 人との交流が減る
- 検索内容が徐々に過激になる
注意する考え
- 「少しなら大丈夫」
- 「今回だけ」
- 「今度は止められる」
- 「誰にも分からない」
具体的な行動
- 端末から離れる
- 人のいる場所へ移動する
- 外出する
- 相談相手へ連絡する
- 再発防止計画を見直す
という形です。
計画は一度作成して終わりではありません。
実際の生活で使いながら、
「この方法はできなかった」
「別の危険な状況が分かった」
「もっと早い段階で対処する必要がある」
といった点を修正していきます。
事件化する前でも相談できます
児童ポルノ所持・閲覧については、
「警察が関与していないと相談できないのでは」
と思われる方もいますが、そのようなことはありません。
例えば、
- 児童ポルノと思われる画像を繰り返し見ている
- 削除してもまた探してしまう
- 検索する内容が徐々に過激になっている
- 児童を対象とした性的コンテンツへの関心が強くなっている
- アカウントを凍結された
- 自分でも行動が危ないと感じている
- 将来、さらに深刻な行動をするのではないかと不安
- 誰にも知られていない段階で行動を変えたい
といった段階から相談できます。
問題がより深刻になる前に専門家へつながることは、再発や行動のエスカレートを防ぐための重要な対応です。
なお、特定の画像が法律上児童ポルノに該当するか、逮捕の可能性があるかなど、具体的な法律判断については弁護士へご相談ください。
逮捕・事情聴取・裁判中でも相談可能です
すでに警察から事情聴取を受けている方、逮捕や書類送検を経験した方、裁判を控えている方もカウンセリングを受けることができます。
弁護士から再発防止カウンセリングを勧められて申し込まれるケースもあります。
ただし、重要なのは、
「カウンセリングを受けたという事実」
だけではありません。
- 何が問題だったのか
- なぜその行動に至ったのか
- 自分の再発リスクは何か
- どのような対策を実行しているのか
- 今後、どのような生活を続けるのか
を具体的に考え、実践することが大切です。
裁判等への提出書類を希望される場合は、お申し込みの際に提出期限もお知らせください。
家族ができること・できないこと
児童ポルノ所持や閲覧が家族に発覚すると、ご家族も大きな不安を抱えることがあります。
「本人はもうしないと言っているが信用できない」
「スマートフォンを全部確認したほうがよいのか」
「一人にして大丈夫なのか」
「毎日監視しないと不安」
「子どもとの関わりをどう考えればよいのか」
「本人がカウンセリングに行こうとしない」
といった悩みです。
ご家族が再発防止に協力することはあります。
一方で、ご家族が24時間本人を監視することは現実的ではありません。
また、監視だけに頼ると、
「見つからなければいい」
という方向へ問題が変化する可能性もあります。
再発防止の主体はご本人です。
そのうえで、
- 家族が何を確認するのか
- 端末をどう管理するのか
- 本人と何を話し合うのか
- 家族が抱え込みすぎないためにどうするか
を整理します。
ご本人がまだカウンセリングを希望していない場合には、ご家族のみで事前相談を受けることも可能です。
川崎で対面カウンセリングを受けたい方へ
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、対面でのカウンセリングに対応しています。
川崎市内にお住まいの方だけでなく、
- 横浜市
- 大田区
- 品川区
- 世田谷区
- 神奈川県東部
- 東京都南部
などからも通院・通勤経路に合わせて利用を検討しやすい地域です。
児童ポルノ所持・閲覧のような非常にセンシティブな内容の場合、
「自宅からオンラインで話すと家族に聞かれるかもしれない」
「職場や家庭とは切り離された場所で話したい」
「画面越しではなく直接話したい」
という方もいます。
その場合、川崎店での対面カウンセリングをご利用いただけます。
※カウンセリングは完全予約制です。
神奈川県内・首都圏からオンラインでも相談できます
川崎市まで継続して通うことが難しい場合は、オンラインカウンセリングも利用できます。
例えば、
- 横浜市
- 相模原市
- 藤沢市
- 茅ヶ崎市
- 平塚市
- 横須賀市
- 厚木市
- 大和市
- 海老名市
- 小田原市
など、神奈川県内各地からオンラインで相談できます。
また、東京都、千葉県、埼玉県を含む首都圏や全国からの相談にも対応しています。
オンラインカウンセリングには、
- 移動時間を減らせる
- 仕事との調整がしやすい
- 遠方からでも継続できる
- 外出せずに相談できる
といったメリットがあります。
ただし、相談内容の性質上、ご自宅で受ける場合には周囲に会話を聞かれない場所を確保することをおすすめします。
当センターでの相談の流れ
1.事前無料相談
まずはオンラインでの事前無料相談をお申し込みください。
現在の状況やカウンセリングについて知りたいことを簡単に伺います。
無料相談後に、必ず継続カウンセリングを受けなければならないわけではありません。
2.初回カウンセリング
これまでの行動、現在の生活状況、再発への不安、家族関係などを整理します。
3.行動パターンを分析する
どのような状況、考え、感情、欲求が問題行動につながっていたのかを確認します。
4.再発防止のための具体的な練習
認知の検討、衝動への対処、環境調整、ストレスへの対応などに取り組みます。
5.再発防止計画を作成・修正する
日常生活で対策を実践し、その結果を面談で振り返ります。
実行しにくい部分があれば修正し、継続可能な形にしていきます。
よくあるご質問
Q1.カウンセリングを受ければ、必ず再発しませんか?
カウンセリングを受けることで、再発を完全に防げると保証することはできません。
ただし、自分の行動パターンやリスク場面を理解し、具体的な対処を継続することで、再発の可能性を下げるための取り組みができます。
Q2.何回くらい受ける必要がありますか?
当センターでは、性加害・性犯罪の再発防止について、全10回程度を一つの目安としたプログラムを用意しています。
ただし、10回は絶対的な回数ではありません。
現在の状況や目標、リスクなどを確認しながら、ご本人と相談して進めます。
Q3.警察が関与していなくても相談できますか?
可能です。
「まだ事件にはなっていないが、自分の行動を止めたい」
「閲覧内容がエスカレートしていて怖い」
といった段階でもご相談いただけます。
Q4.家族や勤務先へ相談内容が伝わりますか?
カウンセリングで伺った内容は、守秘義務に基づいて慎重に取り扱います。
原則として、ご本人の同意なく、ご家族や勤務先へ相談内容を伝えることはありません。
ただし、子どもを含む第三者の生命や身体、安全に具体的な危険がある場合や、法令上必要な対応が生じる場合には、安全確保を優先して関係機関への相談や情報提供を検討することがあります。
Q5.家族だけでも相談できますか?
可能です。
本人がカウンセリングを拒否している場合や、家族としてどのように対応すればよいか分からない場合でも、ご家族からご相談いただけます。
Q6.弁護士との情報共有はできますか?
ご本人の同意を確認したうえで、必要に応じて弁護士との情報連携を検討できます。
どの情報を共有するのかについては、事前にご本人と確認します。
Q7.裁判所へ提出する意見書は作成できますか?
カウンセリングへの参加状況や取り組み内容について、所定の費用で意見書を作成できる場合があります。
診断書は発行していません。
裁判日や提出期限が決まっている場合には、お申し込み時にお知らせください。
「もうしない」を生活の仕組みに変える
児童ポルノ所持・閲覧が発覚した直後には、
「本当に後悔している」
「もう二度としない」
と強く決意する方が多くいます。
その気持ちは重要です。
しかし、時間が経つにつれて、当初の危機感は少しずつ弱くなります。
そこで重要になるのが、
- 自分の危険な状況を知る
- 再発のサインを把握する
- 自分を正当化する考えに気づく
- 端末環境を変える
- 衝動への対処を準備する
- ストレスへの別の対処方法を持つ
- 必要なときに相談できる場所を確保する
という仕組みです。
「一人では止め続けられる自信がない」
「また同じことをするのではないかと不安」
「まだ事件にはなっていないが、このままではまずいと思っている」
という方は、問題がさらに深刻になる前に専門家への相談をご検討ください。
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店へのご相談
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、児童ポルノ所持・閲覧を含む性加害・性犯罪の再発防止に関するカウンセリングを行っています。
すでに警察が関与している方だけでなく、事件化していない段階で行動を変えたいと考えている方もご相談いただけます。
川崎での対面カウンセリングに加え、神奈川県内・首都圏・全国から利用できるオンラインカウンセリングにも対応しています。
ご本人だけでなく、ご家族や弁護士の方からのご相談も可能です。
まずは事前無料相談をご利用ください。
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店公式サイト
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/
性犯罪再犯防止カウンセリングのご案内
https://addiction.cbt-mental.co.jp/
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※カウンセリングは完全予約制です。
※事前無料相談はオンラインで実施しています。
※緊急性が高い状況や、子どもの安全が確保されていない場合には、警察・児童相談所などの関係機関への相談をご検討ください。