2026年01月24日
- 認知行動療法
川崎で窃視症(のぞき)への認知行動療法カウンセリング
こんにちは、認知行動療法カウンセリングセンター川崎店です。
「やめたいのに、やめられない」「捕まるかもしれないと分かっているのに、衝動を抑えられない」
窃視症(いわゆる「のぞき」)の問題を抱える方の多くが、こうした行動コントロールの難しさを感じています。
本記事では、窃視症とはどのような状態なのか、なぜ行為に至ってしまうのかというプロセス、そして再犯・再発を防ぐための認知行動療法(CBT)とリラプス・プリベンション(再発防止)モデルについて、認知行動療法カウンセリングセンター川崎店の視点から解説します。
1.窃視症(せっししょう)とは何か
窃視症は一般に「のぞき」と呼ばれ、精神医学の診断基準ではパラフィリア障害(性嗜好障害)の一つとして整理されています。
定義と行動
- 個人宅や共同施設の風呂場・トイレなどを覗く行為
- 同意していない相手が着替えや性行為をしている場面を覗くことに、反復して強い性的興奮や衝動を感じる状態
治療対象となる基準
- 実際に行為に及び、他者に被害を与えている場合
- 衝動そのものに強い苦痛を感じ、生活・仕事・人間関係に支障が出ている場合
このようなケースでは、単なる嗜好ではなく治療・支援の対象として専門的な介入が必要になります。
法的側面
窃視行為は、軽犯罪法違反や住居侵入罪などに該当する犯罪行為となる可能性があります。
「捕まってから」ではなく、「起きる前に」対処することが重要です。
2.窃視行為が起きるプロセス(メカニズム)
「危険だと分かっているのに、なぜ繰り返してしまうのか」
その背景には、衝動の高まりと考え方の偏りが重なったサイクルがあります。
① 日常のストレスやきっかけ
- 仕事や対人関係のストレス
- 孤独感、怒り、不安
こうした感情が、衝動の“引き金”になります。
② 行為を正当化する考え方
衝動が高まると、行為を後押しする考えが浮かびやすくなります。
- 「バレなければ問題ない」
- 「相手も本当は見られたがっている」
- 「一度くらいなら大丈夫」
このような自分に都合のよい解釈が、ブレーキを弱めてしまいます。
③ ハイリスク状況への接近
衝動が高まった状態で、覗きやすい場所・時間帯に近づいてしまいます。
④ 実行と一時的な解放感
行為の直後は一時的に緊張が下がりますが、その後すぐに罪悪感・自己嫌悪・恐怖が強まるケースが少なくありません。
3.認知行動療法(CBT)によるアプローチ
認知行動療法は、問題行動に結びつく考え方と行動のパターンを整理し、現実的な修正を行う心理療法です。
考え方の修正
- 行為を正当化する独自ルール
- 「自分は例外」という思い込み
これらを客観的に検討し、より現実的で責任ある捉え方に置き換えていきます。
被害への理解
自分の行動が相手に与える恐怖や影響を丁寧に理解し、身勝手な解釈を見直すことで、再発への歯止めを強めます。
代替行動・対処スキル
衝動やストレスが高まったときに、
- その場を離れる
- 身体を動かす
- 誰かに連絡する
など、覗き行為以外の対処手段を具体的に増やしていきます。
4.リラプス・プリベンション(再発防止)モデル
再発防止の中核となるのが、リラプス・プリベンションです。
ハイリスク状況の特定
- 一人でいる夜
- 飲酒後
- 強いストレスが続いた後
など、自分にとって危険な状況を事前に整理します。
早期警戒サインへの気づき
再発は突然ではなく、
- 生活リズムの乱れ
- ネガティブな考えの増加
- 孤立
といった予兆から始まることが多いため、早めに気づく練習をします。
具体的な対処プラン
「衝動が出たら何をするか」を事前に決めておくことで、行動を止めやすくします。
スリップへの対応
万が一、衝動的な行動が起きた場合も、「すべてが失敗」と捉えず、軌道修正する視点を身につけていきます。
まとめ
窃視症を含む性嗜好に関する問題は、意志の強さだけで解決することは困難です。
認知行動療法とリラプス・プリベンションを通じて、
- 考え方の癖
- 行動の流れ
を客観的に理解し、再発を防ぐ現実的な方法を身につけることが可能です。
一人で抱え込まず、専門機関に相談することが再発防止への第一歩になります。
よくあるご質問(Q&A)
Q.逮捕歴がなくても相談できますか?
A.はい。問題が起きる前のご相談も多くお受けしています。早期相談が重要です。
Q.意志が弱いだけではないのですか?
A.衝動や考え方のパターンが関係しており、努力だけで止めるのは難しいケースが多くあります。
Q.家族が代わりに相談することはできますか?
A.可能です。ご本人が受療を検討するための相談としてお受けしています。
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店のご案内
認知行動療法カウンセリングセンター川崎店では、
窃視症を含む衝動行動・再発防止のご相談に、認知行動療法の視点から取り組んでいます。
所在地
〒210-0006
神奈川県川崎市川崎区砂子2丁目
(JR川崎駅 徒歩圏内)
※詳細住所はご予約確定後にご案内します。
営業時間
10:00〜20:00(完全予約制)
WEBサイト
https://kawasaki.cbt-mental.co.jp/
お申込みフォーム
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